楽しいサイクルジャージの夕べ2017
上画像は-ProCyclingStats-から持ってきました。
気がつくともうすぐ4月。自転車の季節。ずいぶんと自転車から離れてしまっていてその間にもwebサイト”cyclist"のコラム「マルコさんのつれづれイタリアーノ」で恒例のジャージ話が掲載されておりチラチラと流して読んではいたもののハイ、そうですか。ぐらいの感じでなかなか自転車のことには頭がいかず「チクリッシモ」の選手名鑑号が本屋に山積みになっておってすぐさま購入しパラパラめくっているうちによーやっとこさ私は他人のサイクルジャージを診るのが好きであったことを再確認しましたので本年もどのジャージだったら着用して公道を120km走ることができるであろうか?ってことでちんたらと書きちらかしてみたい。
とはいえ全部とりあげることはせず、たいがいここ数年スカイとかエフデジとかビーエムシーとかクイックステップフロアーズとかパッと見が変わっていないのはスールーして劇的に変化したやつだけを候補にあげてみるとまずはバーレーンメリダ。アイビー色のレーパンがことさらかっこうよく赤オレンジつうか中東的。といってもよいジャージの色使いが落ち着いた感じで120kmいけるじゃん!と思ったが残念なことに私はバーレーン人ではないのであって次にいくと、これまた素晴らしいのがトレックセガフレードの赤黒でトレックに乗っている人は全員レプリカを着用すべし。オススメ! つうぐらい好きなのだがこれまた残念なことに私はトレックではない。ボーラハングスローエは渋くて素敵だがサガンは虹色とか緑色のジャージを着るのが忙しくてこれを着ることはないであろうと同様に私も着ないのであってその理由はま、公道でちんたらと走ることしかできない私にはおこがましいにも程があるってことだったりもするのだけれでもさて。UAEアブダビとかどういう自意識をもてばこれが着られるというのであろうか? と私の方から問い糾したいってぐらいでもし、もしもですよ、公道でみかけるようなことがあったら動揺して落車するんじゃないのかしらってぐらいで、チームサンウェブも同様にひどい。ああ、今年もマルコさんが嫌いでも私は好きなアージェードゥーゼールしかないのかな、と。
今年着用するのは昨年から引き続いた、つまりヤフオク行きを免れ生き残ったこの2点。結局こういう落ち着いたやつが無難。ってことに気づいた。前側はCHAPEAU!、うしろはadidas。シャポーはチョーゆったりフィットだがポケットがジッパー付き含めて5つ着いておりチョー便利。アディダスは可もなく不可もなく。でも涼しいクライマチルだぜ!
2016Book of the yearと映画
メモによれば、都合33冊と21本。こんなにもまぁ書籍及び映画にふれなかった年はここ20数年なかったといってもよいぐらいなのでなかなかベストをあげることにためらいがあるけれども備忘録的意味合いで次の4冊。近藤史恵「スティグマータ」。定番自転車小説の新作。チームのエースだった選手がアシストにまわる場面が印象的。アレックス・ハッチンソン「良いトレーニング無駄なトレーニング」。自転車の練習に大変役立った。と思う。クリストファー・マクドゥーガル「BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”」。裸足、もしくはそれに近い靴で走ることを説いていることとおじぎ乗りでフラットペダルを推奨していることに近接点あり。たしかにランしたくなるおもしろさ。小林信彦「おかしな男渥美清」。ロケで騒いでいた若者たちを黙らせる渥美清のコワさ。映画は1点のみ。う、さみしい。「宇宙人ポール」。鳥食べるところで爆笑。来年はしっかり映画にふれようと反省。そうそう、グラント・ピーターセン「ジャストライド」はワースト。期待したんだけどな。翻訳が読みづらくそもそも無内容。以上。