2025Book of the yearと映画

メモによれば都合15冊とまたまた更新して245本。アマプラ依存及びDVDの類い、くわえてU-Nextに3度ほど1ヶ月分を購入したりと、昨々々々年から順調に映画三昧をもっぱらとした中での、まずは2冊。山田宏一「わがフランス映画誌」。仏映画のだいたいのことを知り、シルヴィアクリステルに関心が流れる。そして結局この方に行き着く鹿島茂「クロワッサンとベレー帽ふらんすモノ語り」。映画は22本。多いな、以下。ジャックベッケル「エストラパード街」。アンヌヴェルノンの幸せ。アランドロン「危険がいっぱい」。ジェーンフォンダにしてやられる痛快さ。ヒッチコック「恐喝(ゆすり)」。カラカラ乾いた談笑シーンが震えるほど恐い。フランス産アニメ「リンダはチキンがたべたい!」。子供がさー、肉を喰らうことと正面から向き合ってんだよー。ギヨームブラック「女っ気なし」。こんなイタイ話はそうそうない。ジョンガーフィールド「悪の力」。ルチアボゼー「椿なきシニョーラ」。下へ下へと降りていく堕ちていく男と女。マリオバーヴァ「血みどろの入江」。ようやく観ることのできた大ネタ元はやっぱり素晴らしかった。「ペパーミントソーダ」。60年代パリ中学女子のささやかな日常。デルフィーヌセイリグ「夜霧の恋人たち」。デルフィーヌセイリグ「赤い唇」。デルフィーヌセイリグ「ジャンヌディエルマンブリュッセル1080コメルス河畔通り23番地」。佇まい、性格、物腰しがどれもこれも全く違うのだけれどもどれもこれもデルフィーヌセイリグなんですよ。エリックロメールの面倒くさい女の子たちを愛おしく想う「友だちの恋人」。「レネットとミラベル四つの冒険」。「恋の秋」。他、この四本に驚く。ジャンコクトー「美女と野獣」。ジャンルノワール「獣人」。ジュリアンデュヴィヴィエ「舞踏会の手帖」。ジュリアンデュヴィヴィエ「巴里の空の下セーヌは流れる」。昨々年よりわたしのジャンヌモローは「デュラス愛の最終章」。老いてなお。
当文章をうつ前日にブリジットバルドーが亡くなってしまった。ブルーレイが発売され観ることのできるものが増えたし、車中にてその歌声が途絶えることはなかった。ふてぶてしい感じのお婆ちゃんになっているので死ぬなんて想像の彼方でしたよ。嗚呼、合掌。本人も好んでいた「この神聖なお転婆娘」。ジャンギャバンを翻弄する「可愛い悪魔」。楽しみました、楽しんでいます。以上。
2024Book of the yearと映画

メモによれば都合16冊となんとまー221本。昨々々年から引き続くアマプラ依存及びDVDの類いを週に2、3、4本観るようになってしまって、それでも各種ウォントリストにたんまり残っているのでIMDbアプリで管理し始めている中での、まずは2冊。小俣雄風太「旅するツール・ド・フランス」。今でも見ると読むのは好きな自転車レース。来年こそは再び路上デビューしたい。ルイス・ブニュエル「映画、わが自由の幻想」。映画を撮る以前、戦争前のエピソードによれば生粋のシュールレアリストでありアナキストなんですね。映画は10本。すでに評価の定まった世間一般に知られる名作の類いを初見した故に、以下。カトリーヌドヌーブ「哀しみのトリスターナ」。過度なストレスがかかると人は性格のみならず顔もまた歪むことを分かりやすく教わる。サンキュー。ジョルジュフランジュ「顔のない眼」。梅図かずお的な美しさに、いやいや、驚くほど感動。だって鳥がさー。クロードシャブロル「不貞の女」。暴力が醸成されていくその不穏さとステファヌオードランの艶香。グレースケリー「裏窓」。コメディとサスペンスと美女こそが映画なんだと改めて。イングリッドバーグマン「ストロンボリ/神の大地」。ヒッチコックのとは違うその女っぷりに惚れる。ジャンポールベルモンド「カトマンズの男」。躍動する身体はなぜに見る者を楽しませるものなのか、の答え。イングマールベルイマン「第七の封印」。「よーやっと終わるのね(大訳)」と女が微笑んで言ったとき私は震えた。ジャックベッケル「エドワールとキャロリーヌ」。アンヌヴェルノンが映るだけで幸せ。フィルムノワールから2本。フリッツラング「復讐は俺に任せろ」とジョーンクロフォード「ミルドレッドピアース」。安定のハリウッド暗黒映画は今年もたいへん面白うございました。ワーストはアヌークエーメとトランティニャンの「男と女Ⅱ」。おいおいこれはいったいどうしたことか。以上。