器用の夕べ

自転車と映画と

2021Book of the yearと映画

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メモによれば都合27冊と46本。端的に老眼であることを鑑みればまーまーの冊本数なのではないか?と肯定的に総括しておきたいが、そもそも。だいたい5年前のような文化的生活を営むことが昨年にもまして非常に困難になってしまっている。あぁ、と涙を流す中での次の2冊。檜垣紀六「映画広告図案士/檜垣紀六 洋画デザインの軌跡」。眺めるだけでも楽しいし当時の様子やデザインにまつわるエピソードがこれまた面白い。高価で重量のある書物だけれども会社からクォカードを貰った頃合いに購入。ブライアンWコリンズ「1日1本365日毎日ホラー映画」。マネしようとは思わないけどさー、コリンズさんのジャンル愛は伝わった。映画は4本。なにはともあれ「ダイアリーオブザデッド」。あまり期待していなかったのですが、3部作への目配せもあって大変よかったです。「デッドドントダイ」。ゾンビ映画ビルマーレィがいるのが変だしUFO登場で笑ったし。ただしスターウォーズネタはいらない。「高地戦」。ハッピーエンドで終わるのかと思ったらやりきれない終盤戦へ。戦争映画のハードルを韓国映画がどんどんあげているのですね。「ジョーカー」。本当に身に詰まされるような詰まされないような「タクシードライバー」な映画で好み。でも結局さー精神病患者の妄想ってことなの?そりゃ、ねぇよー。クリストファーリーブがスーパーマンになって悪者退治したらベッドからガバッと起きて「夢か、。」でジ・エンド。ってことでしょー。あ、面白いかも。他、数十年ぶりに再見した「ロジャームーアの007」とか「ファイトクラブ」もやっぱりよかった。ワーストは「スーサイドスクワット」。「ファンタズム」。途中で放り出さずに最後まで観た私は偉い。つまんね。ところで。うわー、全部アマゾンプライムだよ。 以上。

2020Book of the yearと映画

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メモによれば都合46冊と45本。いくらコロナ禍の最中といっても冊数本数が昨年と比して増えたわけもないのは、うっかりするとスマートフォーンでツーイッターやらユーチューブーをダラダラ見るようになってしまい、これは本当によくないな。と反省と後悔の中での次の3冊。ジェフ・ベルコビッチ「アスリートは歳を取るほど強くなる」。ジャーナーリスチックな内容で大変おもしろく、わたしがアスリートではないことがよくわかる。デヴィッド・ノヴァック「ジャパノイズ サーキュレーション終端の音楽」。知ってる音。知ってる人たち。外山恒一「改訂版 全共闘以後」。あー知ってる人ばっかりだわー。映画は2本。「ピラニア」。何歳になろうが盆クラ映画が好きなんだよなぁ。「デスプルーフinグラインドハウス」。プッシーキャットキルキルキルって感じでラスメイヤーへの目配せ。ワーストは「激動の昭和史沖縄決戦」。丹波哲郎仲代達矢も良かった。ただし「プライベートライアン」以前以後問題を実感してしまったってことです。以上。

 

追>2020年は本とか映画どころじゃなかった。本当につまらない年だった。