器用の夕べ

自転車と映画と

2017Book of the yearと映画

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 メモによれば都合33冊と16本。全く以てたいした量を読んでいないし観てもいない。老眼だし。と感じ入ってはいるもののそれでも今年はずっと手元に置いておきたい本がたくさんあっての次の4冊。ブレイディみかこ「いまモリッシーを聴くということ」。あのときなぜわたしはモリッシーばかり聴いていたのだろうか? そして今も聴き続けているその理由の一端が本書に書いてあるような気がしてモリッシーが好きでいてよかったと心底思える好書。山本元喜「僕のジロデイタリア」。自転車レースって特異だよなぁ。プロトーンの中が垣間見えてたいへん面白くこれまでの自転車本のなかで最高にベスト。Pヴァイン戸川純全歌詞解説集」。うん。日本戸川党党員だったわたしには彼女が現在も歌い続けていることがうれしくもありちょっとだけ悲しくもあり。朝井リョウ「何者」。あー若い頃ケータイとかスマホとかSNSとか無くて本当によかったと。映画はよいもの悪いものつらつらと。クレヨンしんちゃん爆睡ユメミーワールド大突撃」。トラウマは解消するものではなくうまく付き合うものなのだとしんちゃんは教えてくれた。シンゴジラ。面白かったけど嫌いな映画。エヴァーンゲリオーンが20年もっていることが信じられない。スターウォーズ帝国の逆襲」。当時映画館で「つづく」の文字が出て(出た記憶がある)いすから滑り落ちた。ワーストはエンドレスワルツ阿部薫とか灰野敬二とか若松孝二とか好きだったのだけれども今観ると暗澹たる気持ちに。以上。

 

いまモリッシーを聴くということ (ele-king books)

いまモリッシーを聴くということ (ele-king books)