器用の夕べ

自転車と映画と

2019Book of the yearと映画

f:id:myahgo_ultra:20191228142411j:plain

メモによれば都合32冊と40本。1冊1本にやたら時間がかかってしまい昨年より大幅に減っていることをかんがみるに、どうやら飽きっぽくなっているらしいという感じの実感、みたいな体感を感覚的に感じいってしまっている一年で、わたしは以前のような文化的生活を営むことが困難になってしまっているのかもしれない中での次の2冊。マシュー・ポリー「ブルース・リー伝」。小学生時分の直撃世代なので567ページ二段組みにも負けず興味深く読み通す。薄々わかってはいたが近くにいたら絶対に嫌なタイプですねブルース。ジョン・クリーズ「モンティパイソンができるまでジョンクリーズ自伝」。テレビシリーズの小説版を読むような面白さ。翻訳が絶品。番外でユリイカ8月号京マチ子」「ユリイカ9月臨時増刊号遠藤ミチロウ。「雨月物語」の震えるほどの美しさ。「赤線地帯」での”どや、八頭身や”の名セリフ。そして遠藤ミチロウ。振りかえると、”嫌ダッと言っても愛してやるさ”とか”遊ぶオンナは嫌いだっ”とか”おまえの犬になる”みたいなステートメント及びアティチュードにまーびっくりするほど感化されておりました。母親の買っていた雑誌「女性自身」をうっかり手にとったのが最初の出会い。好きなのは「ロマンチスト」とか「365」とかたくさんある。歳をとった分だけ悲しいことが増える。合掌。映画は3本。スキャナーズ」。頭ドカンのスチール写真だけで30数年間溜まって止まっておったところよーやっと観ることが叶った。ありがとうアマゾン。アイアムアヒーロー」。日常が壊れていく様子の前半にだけ好感。あ、大泉洋はやっぱり嫌い。「シングストリート未来へのうた」。青春モノってのは観ているうちにどうしたって自分の過去を振りかえってしまうのでちょいと辛い。ヒロインのほっぺたが好き。今年は振りかえり過ぎだな。以上。

 

f:id:myahgo_ultra:20200104151324j:plain
バイ・バイ だけど大好きだからもっと遊ぼう!